周波数割当原則
A/Bタイプ周波数
基地局(指令)
1ch:352.5375MHz
2ch:352.5500MHz
3ch:352.5625MHz
4ch:352.5750MHz
5ch:352.5875MHz
6ch:352.6000MHz
7ch:352.6125MHz
8ch:352.6250MHz
移動局(列車)は16MHz低い336MHz帯の周波数を使用しています。
移動局側の音声は基地局側の音声に重畳して聞こえます。そのため通常は移動局側の周波数を受信する必要はありません。
A/Bタイプ列車無線は本州3社のみで使用しています。
6〜8chはJR東日本のみで使用しています。
Aタイプは移動局と基地局が同時通話可能な複信方式、Bタイプは同時通話不可能な半複信方式です。
A/B区間であっても客車列車の発車合図等にはCタイプと同じ周波数の乗務員無線を使用します。
A/B区間外の車両基地では、A/B区間内に乗り入れる車両の試験のために単独でA/B周波数を使用する場合があります。
JR東日本では首都圏を中心に順次デジタル化を進めており、山手線のように既に傍受不能となっている路線があります。
Cタイプ
入換:414.4250MHz
上り:414.5500MHz
下り:415.2000MHz
上記周波数割当は、国鉄時代の乗務員無線から引き継いでいます。
Cタイプは単信方式である乗務員無線に、指令の割り込みができるように改良したものです。
(単信方式:中継基地局がなく同一周波数にて直接1対1で交互に交信する方式)
A/Bタイプと比較して微弱な電波であるため、沿線や列車の中以外での受信は一般的に困難です。
下記の線区ではJR化以降もCタイプで上記の割当です。
●北海道・九州の全線
●東日本のA/Bタイプ導入線区を除く全線
●東海の名松線
●四国の牟岐線・内子線・予土線
西日本の全線と上記を除く四国のCタイプは路線別割当に変更されています。(別表参照)
列車接近警報
399.8000MHz
(全国共通)
駅ワイヤレスマイク
1ch:322.0250MHz
2ch:322.0500MHz
3ch:322.0750MHz
4ch:322.1000MHz
5ch:322.1250MHz
6ch:322.1500MHz
7ch:322.2500MHz
8ch:322.2750MHz
9ch:322.3000MHz
10ch:322.3250MHz
11ch:322.3500MHz
12ch:322.3750MHz
13ch:322.4000MHz