貨車

国鉄式表記

例1
  @A
  ││
  コキ
350011
│└─┬─┘
B  C

例2
 @A
 ││
 タキ
49936
│└┬─┘
D C

例3
 E@A
 │││
 ハワム
281021
│└─┬─┘
B  C

@構造・用途
ワ 有蓋車
ス 鉄側有蓋車
テ 鉄製有蓋車
レ 冷蔵車
ツ 通風車
カ 家畜車
ウ 豚積車
ナ 活魚車
ポ 陶器車
ト 無蓋車
リ 土運車
チ 長物車
シ 大物車
ク 車運車
コ コンテナ車
タ タンク車
ミ 水運車
ホ ホッパ車
セ 石炭車
ヨ 車掌車
キ 雪かき車
ケ 検重車
ヤ 職用車
サ 工作車
ソ 操重車
ヒ 控車
上記の記号は現存しないものがあります。

A荷重トン数
なし 13t以下
ム 14t〜16t
ラ 17t〜19t
サ 20t〜24t
キ 25t以上

国鉄時代、緩急車がある車両にはAの後にフを付加していた(貨物列車の車掌廃止により消滅)

B番台

C形式・製造番号
(00から付番)

D付加番号
例2の形式はタキ9900であるが、1番目は9900・2番目は9901…100番目は9999となる。
101番目以降は付加番号に1を追加して19900となる。 したがって例2の49936はタキ9900の437番目である。
BになるかDになるかは形式により異なるので注意。

E特殊表記符号
小さい文字で表記し、荷役や運用上の理由から記載されている。

@の前に記載されるもの


1.表記トン数が17tおよび15tの無蓋車
2.車体の長さが12m以下のタンク車


表記トン数が18tおよび15tの無蓋車


1.表記トン数が36tの無蓋車
2.車体の長さが16mを超えるタンク車
3.車体の長さが12mを超えるホッパ車


表記トン数が15tのパレット荷役用有蓋車


地域を限定して運用する65km/h以下の貨車
(北海道限定は丸付き文字)


純アルミ製タンク車


Aの後に記載されるもの


氷タンクのある冷蔵車


氷タンクのない冷蔵車


有蓋車兼用の通風車
JR式表記


コキ104−5
││└┬┘ │
@A B  C

@A国鉄式を参照

B形式

C製造番号
(1から付番)